のぼり旗で集客を増やす為にはただ「目立つ」事
だけを意識しても難しいでしょう。
のぼり旗の役目は人に気づいてもらう広告であり
目立つ事は大切ですが、のぼり旗を見た所で
そこで魅力に感じて貰わなければ入店にまで至りません。
人が何かを見て印象を持つのに数秒もかからず、
のぼり旗でお店の宣伝をしても。
格好悪い旗であったり、汚れているお粗末な旗だったりと
かえって悪い印象を持たれてしまう為、集客に逆効果にもなるので
デザインや手入れや設置の仕方には注意しなければなりません。
人が一瞬で気になったり、入店してみようと
思わせるには、断定した文言、可愛さや
格好良いデザインであったり、謎めいたり
興味を持つようなデザインがポイントでもあります。
立地場所によっては汚れにくい生地を使用して
綺麗な状態を保つという事も大切です。
人が人を判断する第一印象と同じであり、
どうやったら人が興味を持ってくれるかどうかも
精通する事があるので、普段からリサーチしておく事が大切です。
日本の工芸教育の父「納富介次郎」工芸学校でものづくりを伝える
納富(のうとみ)介次郎は、工芸教育の父とも呼ばれている人物で、
1887年に金沢区工業学校を1894年には富山県工芸学校開校し初代校長に
就任しました。
この学校では長年、金属工芸、木材工芸、漆工芸、陶芸などを教えており、
この分野において人間国宝や芸術院会員などを数多く輩出したのです。
彼が目指した工芸教育は、未来へと受け継がれており、金沢市はユネスコの
クラフト分野創造都市にもなりました。
納富(のうとみ)介次郎は、彼自身の経験から、工芸やものづくりと
いうのは人の心を感動させて世界を動かすものであるという確信を
持っていたので、このように工芸教育にエネルギーをそそぎ日本中に
広めていったということなのでしょう。
そして彼が予想した通り、まさに素晴らしい芸術作品というのは、
世界をも動かしてきたのです。
ですから、お店の宣伝をするのぼりも同様に、人の心を動かすような
ものでなければならないということです。
ものづくりとい観点からものぼりを見直し、デザインや美しさをもっと
重視していくのが大切であると考えられます。
納富氏が目指した工芸教育の視点を、是非とものぼりの製作に関しても、
取り入れていくようにしてみてください。